台風の横断スピードが予想外に遅く、水曜日は宣言通り渋谷のMOTHER2のひみつ展に行くことが出来ました。
前日8/27でMOTHER2は30周年でした。良き日に行けました。
渋谷パルコでゲーム尽くしな楽しい一日のレポを書いたのですがめっちゃ長くなったのでMOTHERだけで分けます。
事細かくネタバレしてるので見たい人だけお願いします。
個人の解釈・感想も含まれますのでそこんとこもよろしくお願いします。
宮益坂方面や表参道付近はたまに行ってましたが、スクランブル交差点側に行くのは久しぶりでした。JR渋谷駅近くにあった銀座線が完全に消え去ってて戸惑う。調べたら2020年には移転してた。どれだけ行ってないんだ。コロナでちょっと避けてたっていうのはある。
MOTHER2展に合わせて渋谷パルコに11時に着くように向かったのですが、11時10分頃会場に着いた頃には結構な人がおりました。
作品を守るために傘は入口の傘立てに(これが導線的に忘れやすいので注意。私は忘れました)。リュックの人は正面に持って、撮影は撮影OKマークがある箇所は撮ってOK。
入口でチケットを購入します。クレカは使えました。上記の注意事項について購入後特に説明がなく、どこが撮影OKなのか正直よくわかんなかった。でもみんなルール守ってて私も真似しました。とても治安が良かったです。
客層はなんとなく30代以上が多くて男女比は同じくらい。展示のほとんどは書類です。たくさん張り出してある文章をみんな真剣に読んでてなんか泣けちゃった・・・ここにいるみんなMOTHER2が大好きなのだ・・・・もうこのシチュエーションだけで泣きそうになってしまった。キモくてごめん。
入口を進んだところにまずはネスがお出迎え。
壁にはたくさんの紙の資料が貼ってあります。
スタート箇所にほぼ日スタッフさんによるメッセージがありました。
写真撮ってないし文章が所々うろ覚えなのでここには書きませんが、是非現地で確認して欲しいです。
なんというか、私は素敵なメッセージだと思いました。確かに好きな作品はついつい考察しがちだ。ゲームの裏設定はみんな好きよね。
このゲームをやった時のありのままの感性をずっと心に留めておこう。それでいいんだと思いました。
覚えてるものメモ書き出し。
間違ってたり解釈違いがあったらすいません。
個人の記憶メモなのでそこはよろしくお願いします。
気になる人は自分の目でみて自分で解釈してね!!9月もやってるぞ!
・粘土のフィギアのクオリティ高いし結構古いものだと思うけど状態がすごく綺麗でした。100体くらい存在するらしい。
ネス・ポーラ・ジェフ・プー・どせいさんの他に
ピッキー、マル・デ・タコ、ドムーク・イージー、なぞのゲージュツ、
ゲップー、あれ、アーマーガエル、アンドーナツはかせ、オレナンカドーセ、
ハッピーハッピーきょう、あるくキノコ、トンキチさん、スターマン
ずらっと並んでいました。スターマンの質感とか惚れ惚れするし、あるくキノコやオレナンカドーセはフォルムが完璧ですごく可愛い。
温度管理した倉庫で大事に保管されていたそうです。
紙粘土製だったのが良かったらしく本当に綺麗な状態で残っていました。プラスチック製だとこうはならないらしい。
・色んなアイディアを詰めに詰め込みまくって作ったMOTHER2。完成してみればゲームとして破綻している部分が多々あり、それを発売数か月前に(5月)大幅修正した。スケジュールえぐいですね。その修正資料が大量にありました。よくここまで修正したなと思いました。一つ一つじっくり読みましたが、イベント一つでも色んな事考えてNPCを配置しプレイヤーを誘導してるんだなと感心しました。ゲームを作るってすごいと思った(小並感)。
・MOTHER2のセリフは糸井さんが実際に口に出し、スタッフが手書きで書き起こす。
・ジャイアントステップ~7番目のおまえのばしょくらいまではかなり初期の段階で決まっていた。
・ビキニゾンビってなんや・・・!!??あ、スリークのテントの女ゾンビのことか。
・終盤はネス達が地球を出て宇宙ステージにいったりする構想があった。
・マジカントは何度でも行けるステージだった可能性があった。マジカントに帰れる「めのうのつりばり」的なアイテムも構想にはあった。MOTHERでは全体的にピンク色だったけど2では場所によって意図的に色を変えるように(ネスの感情を表している?)。
・ギーグのスペルどうするか、みんなで意見出しあう。
「ネス!ぼくは、今はつまり、そのあえて逃げるような行動をとる。
どこかの時代にもぐり込んで、ひとまず次のプランを練るつもりさ。
縁があったら、また会うさ。シーユーアゲイン!」
・どの資料をみてもポーキーの最後のセリフはほとんど決まってたみたい。
・没も含むドッド絵が大量。
アメリカン軍人っぽい男性とかお兄さんNPCの立ち絵とか。色んな種類のUFOも。
どれも素晴らしいんだけどゲップーのドッド絵って完成度高いなあ。汚い感じがすごく伝わる。
・MOTHER2のすべてがフローチャートみたいに大きな1枚の紙にまとめられていた。まるで曼荼羅。
・恐らく本格的に制作される前のイメージアートが見られます。多少デザインが違ってても世界観は固まってる。フォーサイドのようなビル群や世界旅行する少年少女たち。
・当時の店舗用販促ビデオとポスター(上映はなし、実物のみ)。あとものさしがあった(笑)スーファミソフトの定価高いな。
・色んなアイディアのメモ(記憶違いあったらすいません)。
アルバイト機能。アルバイト経験でスキルを上げる的な。
自転車は人気なので盗難されることもある(採用されなくてよかった~)
金歯の男→いたねぇ
ばかさん=どせいさん
パパの電話(1時間)。たまにパパが出てくることでプレイヤーにも自分が子供であることを思い出させる。
水辺にいる生き物が陸地にいたりしたらなんか不安な気持ちにならない?
日照りや雨などの天候アイディア。
マジカントの喜怒哀楽ゾーン。怒のエリアでレベル上げしたらネスのファイトが上がる。
中はそんなに広くないですがとんでもない情報量でした。
ずっとMOTHER2のBGMが流れていました。フィールドBGMだけではなく、戦闘やイベントシーンなど色々流れてました。どの曲聴くだけで情景が目に浮かびます。
MOTHER2が好きな人は是非いってみて欲しいです。MOTHER2がもっと大好きになる事間違いなし。
チケットを見せれば再入場できるようです。私ももう1回行きたいなあ。
展示スペースを抜けるとグッズ販売エリアに着きます(グッズ販売スペースからから展示スペースへの再入場は不可)。
新作グッズ中心と聞いていましたが結構色んなグッズがありました。でも品切れも多い。MOTHER3キャラのぬいぐるみとか、MOTHERのことば。まであったよ。
30周年Tシャツとにぎにぎどせいさんが欲しかったのに売り切れてて、なんかすごくテンション下がってしまって購入せずに出てしまいました。ちょっと後悔しています。
缶バッチも欲しかったな・・・もう1回行こうかな・・・
MOTHER展のあとはNintendoTOKYOとポケモンセンターシブヤにいきました。この辺も別記事でまとめます。
MOTHER展に比べて観光客がすごかったですがゲーム好きには夢のようなビルでした。